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『改訂版 ポイント図解 決算書の読み方が面白いほどわかる本』

株式投資のため学習にいそしんでおります。

 

目次 

 

「決算書の読み方が面白いほどわかる本」

 (著者:落合孝裕  発行:株式会社KADOKAWA

 

日商簿記検定3級を合格したわたしは貸借対照表損益計算書など決算書を作れるようでいてほしいのですが、実際は読み解くことすら自信ありません。よって引き続きの学習です。

Amazonで評価が高い本から本書を選んで読みました。

 

本の内容

本書は「貸借対照表」で会社の財政状況がわかり、「損益計算書」で会社の業績がわかり、「そのほかの諸表」で決算書を補う。というシンプルな構成で財務諸表とその項目を一通り、さらにそこから算出した指標をいくつか説明しております。

 

確かにわかりやすい説明だと思いました。

決算書を読むにあたって、この本はきっと力になってくれることでしょう。

 

ただ、わかりやすくはあるのですが、知識は活用しながらでないと上滑りしてしまうことはこの本でも同じです。実のところわたしも一周目は読むそばから内容が頭から抜けてしまっていることを感じました。

 

決算書の学習のために

勤め先の決算書と照らし合わせながら二周目に挑みました。

本の中にも決算書(架空のものや実在の企業として資生堂花王)を例として挙げてくれているのですが、自分と関係の深い企業の決算書を読み解きながらとなれば、読み進めるのにも意気込みが変わります。

 

売上高経常利益率」( = 売上経常利益 ÷ 売上高 [%]。「5%以上なら十分優良な会社です」とのこと)。

流動比率」( = 流動資産 ÷ 流動負債 [%]。「200%以上が望ましいとされています」とのこと)。。。

 

手元の電卓で一つ一つ、勤め先の財政状態、利益を計算しながら読み進めました。自分が業績の一端を担っていると思えば興味もひとしおです(本来、学習の意図抜きでも把握しておいた方が良いのでしょう)。

 

引き続き関係する企業の決算書を手にして三週目に挑もうと思います。

 

この本に限らず、決算書の読解を学習する時には手元に自身が関係する(興味を持てる)企業の決算書を用意※して、それを読み解きながら進めることをお勧めします。

 

※企業のウェブサイトでは投資家向けに「IR情報」(Investor Relations:投資家向け広報活動)などの名称でページが設けられていることが多く、そこに「決算短信」(速報版の決算情報)なり、「有価証券報告書」(正式な決算報告)とあればそれを開いて決算書を見ることができます。

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気長に学習

~以下投資関係の読書~

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