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マンガ『女騎士、経理になる。』全8巻読了しました

日商簿記検定の受験を控えて読み始めたこのマンガ、全8巻読了しました。

 

目次

 

マンガ『女騎士、経理になる。』

 「正しい帳簿さえあれば、あたしは世界だって救ってみせる」

剣と魔法の中世ファンタジー世界。

簿記の知識を手に商店を、銀行を、工房を、農奴を、街を、そして世界を救おうと奔走する主人公たちの物語です。

 

内容紹介・感想(1~3巻)は以前の記事に書かせて頂きましたが、試験勉強へのモチベーション向上、獲得した知識の定着を図って読み始めました。

sozoro-life.hatenablog.com

 

最終巻まで読んだ感想

日商簿記検定の受験後になりましたが、最終巻まで読みました。

 

銀行家ロレンツィオに仕える主人公シルヴィアたちが、商売を健全かつ活発に動かしていくことを通じて周囲の貧困や、貧困によって窮地に陥った人々を救っていく話が続きます。

そんな中、シルヴィアは偶然に勇者と遭遇。これをきっかけに、かつて自分が経理で働いていたオークたちの会社・街を破壊した真犯人「ニセ勇者」を探すべく、再び新大陸へ渡ることを決意します。その新大陸行きを兼ねて、新大陸にある港・要塞の管理権を賭けた海上レースに挑むことになりました。港で処刑寸前の海賊たちを救い、その海賊たちをレース勝利を恩赦の条件として船員にしたシルヴィアの船が出発するところで物語が終わりました。

 

内容は簿記を元に海上保険から生命保険、株式会社、巻末の勇者一行を相変わらず苦しめる確定申告やらハイパーインフレ(による古代文明の滅亡)の話など。コラム「会計講座」では経済にまつわる歴史の話題が読めます。

 

以前にも書いたように、このマンガは打ち切り気味(?)の駆け足で終わっております。

そのため4巻以降を読み進めることに不安があったのですが、最後まで読み応えある内容を楽しむことが出来ました。

熱く真っすぐで爽やかさを感じさせる主人公たちの旅路は最終話を終えてなお続き、それだけにこの駆け足な終わり方は残念に感じました。

 

私が簿記やこのマンガに触れたのはお金の知恵を身に付け、お金周りを整えるためでした。マンガの主人公たちのようにはいかないまでも、せめて周りの問題を解決して幸せな方向に進んでいけるように学んで動いていきたいと思えました。

受験を終えた今、受験勉強を通じて学んだ知識も使わずに放っておけば薄れて消えてしまうことでしょう。今後は実社会で

 

 

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『女騎士、経理になる。』からメイドのマリア

※最終話を締めくくったメイドのマリアです。脇役的キャラクターながら物語進行上で恐ろしくタイミング良く的確で重要な言動をとる彼女、最終話でもその言動は見事でした。