sozoro-Lifehack

生活改善の知恵を集めて試して発信します

酸素濃度維持のための換気

換気について改めて。

 

換気となると、近年のコロナウイルスやらシックハウス症候群のようにウイルスやら化学物質など有害なものを室外に排出するイメージが強いかもしれません。

 

シックハウス症候群

建材や調度品などから発生する化学物質、カビ・ダニなどによる室内空気汚染等と、それによる健康影響が指摘され、「シックハウス症候群」と呼ばれています。

シックハウス症候群」は、医学的に確立した単一の疾患ではなく、居住に由来する様々な健康障害の総称を意味する用語とされています。

シックハウス対策のページ

 

ところがウイルスや、そこに住む住人が影響を受ける化学物質のない独りきりの部屋であっても、換気の必要は無くなりません。換気には室内の酸素濃度を維持する効果があるからです。

 

住人が居るだけで室内では二酸化炭素濃度が増え、逆に酸素濃度が減っていきます。

日中の活動中、特にオフィス内で二酸化炭素濃度が上がることで仕事のパフォーマンスが下がることは割と意識されておりますが(事務所衛生基準規則 第2章 事務室の環境管理(第2条−第12条)|安全衛生情報センター)、就寝時においても酸素濃度は入眠や睡眠の質に影響があるようです。

この換気は就寝前の5~10分間程度でそれなりに効果があるのだとか。

寒い季節は意識しないと換気を怠りがちですので、特に就寝前後の換気は習慣化したいものです。

 

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夏場は窓辺で過ごしておりました