ゲームやめました。その理由と決め手
ゲームやめよう。そう思ってから長かったです。
目次
最後のゲームをやめたことと、その理由
歴史上の偉人たちが活躍するこのスマホゲーム、世界史の教養獲得を大義名分に4年間続けてしまいました(現実への還元が期待できる、という言い訳)。
が、最近あまりに時間が無くなりました。
教養獲得に手を広げることはおろか、ストーリーを全スキップしてイベント進めている始末。
これでは楽しくも何を産むこともない、と悟ってアンインストールに至りました。
現実をサボることによるゲームの悪循環
ゲームはプレイ時間が長いほどプレイスキルが上達します。
それと同じで、取り組んでいれば上達するはずの「現実」を生きるプレイスキルも、ゲームにかまけてサボっていては上達しません(ゲームの仕事についているとかであれば話は別ですが)。
プレイスキルが低いままでは難易度は相対的に高いまま。難しすぎる「現実」は楽しめません。
その上、何もしなくても「加齢」システムで時間経過で難易度が上がって生きにくくなってしまいます。
結果、難易度上がりすぎて楽しめない「現実」に向き合うよりは、起動してすぐ活躍、成長・成果にありつけるゲーム世界にもっと逃げ込みたくなってしまいます。
ゲームをやめた後の日々
ゲーム世界で味わっていた、活躍、友情、仲間、成果、ETC.。。。生活からごっそりなくなりました。
寝て起きて出勤・残業して帰って食べて寝る日々です(これが充分に贅沢であることは承知してます)。
それもそうです。サボっていたつけがこれなのでしょう。
「現実」が簡単にゲームを超えられるものなら、そうそうゲームに没頭しません。
「現実」に起こりがたい刺激に満ちていたからこそゲームに没頭してしまったのですから。
他の何か、で依存をやめる
家族や友人との対話や、スポーツなど健康的な活動を充実させることは依存症で有効な治療になるようです。
わたしの場合、ゲームを断ち切ったのは未来への恐れでした。
決して豊かな人間関係や、楽しい何かではありません。とてもネガティブです。
それでも、どうか今後の現実が楽しめるものとなりますように(ゲームほどとはいかないまでも)。
人類の未来を取り戻す物語(ゲーム)よりも、わたしの未来を取り戻す現実です。
依存症関係はこの本がとても分かりやすく、面白く読めましたのでご参考まで。
読んでからゲーム全部をやめるまでに何年もかかりましたが。