sozoro-Lifehack

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『夢をかなえるゾウ2』読んで実行する(した)自己啓発

書評です。

 

目次

 

『夢をかなえるゾウ2 ガネーシャと貧乏神』

水野敬也 著、(株)飛鳥新社

世に自己啓発本は数あれど、わたしにとって前作『夢をかなえるゾウ』ほど「実行すること、経験に向かうこと」を強く促された本はありませんでした。

これはその続編、ようやく手に取りました(2012年発売)。

 

前作『夢をかなえるゾウ』の主人公はガネーシャの課題「やらずに後悔していることを今日から始める」で建築士の道を踏み出しました。

今作は前作とは異なる主人公、すでに会社員を辞めて漫才師の道を歩き出している彼の元にガネーシャが現れます。

 

前作では主人公が建築士への道に踏み出すまでを濃く描いておりましたが、踏み出した後はあっさりと大成してしまいました。

今作の主人公は漫才師への道を踏み出したものの順調ではないところから話が始まります。

道を踏み出す前と後、主人公は替わるもののまさに前作の続きでした。

 

ガネーシャ、知らぬ間に主人公と同棲していた金無幸子(貧乏神)、ガネーシャの友人である釈迦、それぞれからの課題を読者も一緒に実行しながら読み進めていきます。

 

課題と実行

「図書館に行く」「人の意見を聞いて直す」「楽しみをあとに取っておく訓練をする」「プレゼントする」「締切りをつくる」etc...

 

課題自体は珍しいものではありません。

この本の肝は実行です。

主人公は課題を実行し、結果を出します。読者であるわたしも実行し、わたしなりの結果に遭遇しました。

 

前作でガネーシャが言ったように、自己啓発は歴史の中ですでに出尽されているのでしょう。ただ、それを聞いた読んだだけでは意味はなく、行動することによってのみ人は成長できるのでしょう。

 

読んだだけ、を避けるためには、出てきた課題を実行するまでは先を読み進めない、という読み方がおすすめです。わたしも前作からその読み方でした。

ただ、具体的な実行内容は軽めにしても良いかもしれません。読み進めるのに時間がかかりすぎますし、前作を読み終えた後も課題消化に自信がなく、今作を手に取るまで期間が空いてしまいました。

(前作の課題「やらずに後悔していることを今日から始める」は、”やらずに後悔していること”がたくさんあり、今でも消化しきれた自信がありません)

 

ガネーシャの課題「人の意見を聞いて直す」を実行した

実行例です。

 

わたしが「人の意見を聞いて直す」となると、このブログになりますが、、、これを誰かに見せて意見を聞くのは難しいです。

匿名ブログなので面識ある人には見せられませんし、無制限公開ながら意見を貰えたことはほぼありません。

 

 

。。。記事の端に載せたイラストならば意見を聞けるかもしれません。

 

ということでYahoo!知恵袋に投稿してみました。

detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

※リンク先に飛ぶ必要ありません

 

似たような投稿を真似して文章を作成、過去記事のイラストを貼って意見を募集しました。

投稿の翌日に回答を締め切りましたが、意外と多くの回答を頂きました(2~3を予想していたのに対して6回答でした)。 

 

 

。。。精神に効きました。

 

他人からの言葉(回答)は優しく耳に響くものではありません。

いえ、他人に投げた言葉としては充分に優しいでしょうし、そもそも他人のイラストにご意見くださったのはとてもありがたいことです(それも人によっては長文で)。

問題は、他人からどう見られているのかを回答や、言葉の端々から垣間見たダメージが堪えたわたしの弱さにあります。

 

(Yahoo!知恵袋でイラスト批評を募集する投稿にはなぜか「中学生です」、だとか「高校生です」だとか、不要としか思えない文句を書き添えているものが多くて不思議に思っていたのですが、今にして思えばこれは優しい回答を貰う工夫なのかもしれません)

 

ともあれ、有益なご意見を頂けました。

 

他の読者にも、この課題でダメージを受けた(あるいはこれから受ける)人がいることでしょう。

イラストに限らず自分の創作物に意見をもらうのはなかなかしんどいこともあると思います。

 

。。。釈迦の課題「自分と同じ苦しみを持つ人を想像する」。

この課題で同じように苦しみを持った人のご参考になれば幸いです。

 

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イラスト作業