sozoro-Lifehack

生活改善の知恵を集めて試して発信します

「ノーフロス・ノーライフ」(デンタルフロスの習慣化)

デンタルフロスを使っております。

 

目次

 

デンタルフロスとは

デンタルフロス(英語:dental  floss)は単に「フロス」とも呼ばれ(以降この名称で呼びます)、細い糸状の歯間を清掃する器具です。

歯ブラシでは磨くことのできない、歯と歯の間の歯垢を除去することができます。

 

フロスの形状には素の糸を使う糸巻き(ロール)型とホルダー型とがあります。

 

糸巻き(ロール)型

 その名の通り、糸巻きのようにフロスが巻かれているもので、使い方に慣れさえすれば融通が利いて便利らしいです。

 

ホルダー型

Y字型だったり、F字型の柄がついているフロスです。

有名どころでは「糸ようじ」®(小林製薬の商標です)があって、私が使っているのもF字のホルダー型のものです。

 

余談ですが、歯の間に差し込む棒状のブラシ「歯間ブラシ」はフロスに比べると歯と歯肉の間の汚れを除去するのに適しており、歯と歯の隙間が広い人には使いやすいようです。

「ノーフロス・ノーライフ」 

歯周病(*1)治療で通っている歯医者でフロスの使用を勧められました。

(*1:「歯周病」、古い呼び名で「歯槽膿漏」。歯ぐきや、歯を支える骨などが破壊される病気)

 

欧米では日本よりもフロスの重要性が周知されているとのことで、「ノーフロス・ノーライフ」(NO FLOSS, NO LIFE)という言葉があるのだとか(ただし、ネットで検索してもこの言葉はあまり出てきませんでしたので、ローカルな言い回しだったのかもしれません)。

 

何にせよ歯の健康を推奨している大体の情報元では、フロスは有用だとの評判の様子でした。

歯ブラシでは磨ききれない歯と歯の隙間をカバーできるため、虫歯、歯周病、口臭予防の観点から効果が期待できるとのこと。

 

虫歯の悪化は最悪命を落としかねない危険がありますし、無自覚で口臭をまき散らす「スメハラ」(和製英語: smell harassment)は警戒しなくてはなりません(周囲は指摘してくれないでしょうし)。

 

そもそも私は歯周病、歯医者通いで治療中です。現状の歯ブラシによる歯磨きに自信があるわけでもありませんし、速やかな治療を進めるためには日頃の労力やコストを惜しんでいるわけにもいきません。

 

実際の運用方法

百円ショップで売っているホルダー型のものを使っております。

55本入りで税込み価格110円ですので、1本あたり2円で毎晩1本使っております。試しに使ってみるにしてもお求めやすい価格なのではないでしょうか。

経済面では糸巻き(ホール)型がより良いらしいですので、いずれ試してみようと思います。

 

百円ショップのフロスでは使いにくいという人はAmazonで売っているようなY字型のものを使うと良いでしょう。

1本あたりの単価は上がってしまいますが、確かに奥歯の隙間まで届きやすくはあります。私も当初慣れるまではこれを使っておりました。

 

 

簡単ですが、以下使い方です 

1.歯と歯の間に上からフロスをあてがいます。

2.のこぎりを挽くように(あるいは押し込むように)フロスを往復させつつ隙間に入れます。

3.フロスを磨きたい側の歯に押し付けるように(フロスがC字型にたわむ)圧をかけながら前後、上下に往復させながら歯垢を削ります

4.”2”と同じ要領で往復させつつフロスを歯の隙間から引き抜きます。

5.1~4を別の歯の隙間に対して行います。

  

使用上の注意

1.歯茎を傷つけないようにすること。

フロスを隙間に入れる際に勢い余ってそのまま歯茎をフロスで強く挽いてしまう恐れあります(ありました)。フロスが入りにくい隙間には力に頼るのではなく、角度を変えるなど調整しましょう。

 

2.歯に被せものなどしている場合は注意すること。

これは人に寄りますので、懸念するところがある人はフロスを使う前に歯医者で尋ねてみると良いと思います。

 

フロスを習慣化してみて 

デンタルフロスを使いはじめて口内状況は改善したはずですが、歯医者通いは相変わらずです。

 

歯周病治療には日頃からの歯や歯茎のメンテナンスが欠かせないとのことで、治療が終わってさえも口内を不潔にしていれば症状は再発してしまうとのこと(菌を根絶することはできない)。

定期的な歯医者での治療だけでなく、日頃の習慣として歯の健康習慣を見直していくことにします。おそらく今後ずっとフロスは使い続けることでしょう。

 

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NO FLOSS, NO LIFE