ボーカルレッスンやめました
2回/月で数年通っておりました。
”やめた”という話はネットにあまり出てこないのでご参考になるかも、と。
目次
ボーカルレッスンをはじめた理由と続けたメリット
1.社交ツール「カラオケ」
社会人同士のつながりを作り得るポピュラーな趣味です(もちろん誰もが好むというわけではありませんが)。
趣味とまでいかなくても飲み会の二、三次会の舞台になることが多く、部屋の隅で縮こまっているよりは歌に興じた方が前向きになれますし、なれました。
2.健康習慣
長年歌を続けている身内から健康に良いとの勧めがありました。
腹式呼吸による呼吸器の強化や血流改善、免疫力が高まりストレス対策にもなる。
表情筋を活発に動かすことで副交感神経が優位となりリラックスできる。。。
。。。勧めてくれた身内はここまで細かく挙げたわけではありませんが、似た体質(遺伝子的に)の持ち主からの勧めだけあって説得力あります。
特に社交性に乏しいわたしの場合、歌を練習するようになって表情筋を使うようになったと思います。
3.可能性の探究
あわよくば、とは思っておりました。
学生の頃に音楽教師たちから音痴とされていた私でも、プロの音楽トレーナーの指導で練習すれば、もしかしたら音痴を克服できるかもしれない。
もしかしたら、人から上手いと言われるほどに化けるかもしれない。
もしかしたら、いわゆる「歌ってみた動画」を投稿するほどになれるかもしれない。
ボーカルレッスンをやめた理由
1.カラオケの機会がなくなった
昨今のコロナ禍の影響もあり、飲み会の二・三次会のカラオケもなかなか無くなってしまいましたし、それ以前に飲み会も開催されにくくなっております。
それがなくとも時間づくりの意味で飲み会(およびカラオケ)参加は極力避けるようにしていたわたしの場合なおさらです。
2.可能性の限界
つまるところこれ、です。
身に付けた実力は、カラオケの席でどうにかみじめな思いをしないのが精一杯です。
そして"上手い"と言われる程度の実力がないと、歌唱スキルはカラオケ以外に活用できる機会がなかなかありません。
コロナ禍であるにしても、現状で他人が聞きたがるレベルの歌唱力が身についていれば「歌ってみた動画」を出すなど活用方法があったのでしょうけれども。
3.伸び悩み
ずっと「高音が出ない」ばかりが続き、打開の目処が立ちません。
どうにか音域をカバーできるはずの歌でも、サビの高音で息が続かなくなって力尽きてしまいます。
それでも"成長はしている"のですが、程度はあまりにも微々たるものです。
微々たる成長に気を取られ、このままズルズルとボーカルレッスンに通い続けたところで"歌が上手い"という域には到底到達することはできません。
今後の予定
健康効果は惜しいので歌う習慣はなるべく続けたくはありますが、これをやろうという意思と行動がないと一人カラオケの時間は工面できないでしょう。
社交としてのカラオケ参加は避けておりますし、とりあえずは車中で歌うくらいでしょうか。
一日にせよ一年にせよ、人が活動できる時間は限られておりますので、この"やめる"(あるいは"やらない")選択も重要と考えます。
何につけても時間を確保しきれていない(その原因が要領の悪さにあるにせよ、情熱の不足にあるにせよ何にせよ)状況ですし、浮いた時間を別活動に回すことにします。
いずれ歌唱スキルに別な価値を見つけることがあれば、また再開するのも良いかもしれません。
ボーカルレッスンを経験して
対面でトレーナーの指導を受けることはやはり大事だと思います。
自己流やフィードバックの無い動画情報だけをあてにして迷子になっていてはそれこそ時間や労力の無駄になってしまいますし、最悪喉をつぶしかねません(実際つぶしかねない歌い方を試してトレーナーに矯正されたりもしました)。
人によって合う合わないがあるでしょうが、自分の可能性を試す意味でも歌に興味があってお近くにレッスンを受けられる場所があれば(評判を調べた上で)挑戦してみてはいかがでしょうか。