鼻うがいの日常化と水量増加
毎朝の鼻うがいはじめました。
目次
毎朝の習慣としての鼻うがい
とある教養系の動画を見たのがきっかけでした。
その動画の配信者さんは、寝ている間に鼻奥に溜まった鼻水を洗い流すために毎朝の鼻うがいを習慣にしているのだとか。
花粉症の季節は帰宅後に鼻うがいしているわたしですが、季節を限らず毎朝の習慣にすることはそれまで考えたことがありませんでした。
言われてみれば花粉症を抜きにしても、日ごろから鼻に不快感を抱えることは少なくありません。
鼻奥に粘りつく異物感は鼻を強くかむか、痰として出せることもありますが、だいたいは不快感に精一杯目を背けて一日を過ごすことがほとんどです。
ですが経験ある人はわかると思いますが、この不快感はなかなか目を背けきれるものではありません。ごまかし様のないストレスになって活動レベルを下げてしまいます。
そんな不快な日をいくらかでも解消できるのならやらない手はありません。
鼻うがいの水量増加
鼻うがいの習慣化に併せ、動画で紹介されていた「サイナス・リンス」(NeilMed(ニールメッド) )を使いはじめました。
サイナス・リンスに替えた理由
1.水量が多い
240ml/回です。今まで使っていた「ハナノア」(小林製薬)の20ml/回に比べ12倍もの大容量です。
※左:ハナノア 右:サイナス・リンス(手前はサイナス・リンスの1回分の粉末袋)
少ない水量では上手くしないと鼻奥まで充分に行き届かせられない恐れがありますが、これだけ水量があれば多少失敗しても鼻奥の粘着物をしっかり洗い流せそうです。
2.保管に場所をとらない
鼻うがい時に粉末を水道水に溶かして使います。
つまり商品としては液体がないので軽く、なおかつ省スペースで保管できます。
一方のハナノアは商品の液体をそのまま鼻うがいに使うので、たくさん使うとなればそれだけ保管に場所をとってしまいます。
20ml/回でたまに使う程度であれば問題ないのですが、毎朝240ml/回を使うとなれば省スペースできるにこしたことはありません。
3.水量に対するコストが安い
ざっと通販で検索して比べてみます。
サイナス・リンスは120包で3,700円程度(ボトルなし)、ハナノアは500ml×5本で3,900円程度(ボトルなし)。
サイナス・リンス:3,700円÷240ml/回×120包≒0.128円/ml
ハナノア:3,900円÷(500ml/本×5本)≒1.56円/ml
価格は容量やタイミングによるのであくまで目安であり厳密な比較ではありませんが、それでも水量あたり10倍近くの差があります。
(ハナノアは1回あたりサイナス・リンスの12分の1の水量しか使いませんので回数あたりの比較で言えば差が逆転するのですが)
鼻うがいの習慣化による効果
鼻うがい自体は元から経験者ですので、そこまでの感動があるわけではありませんが、わたしの"鼻"はこういうものだ、とあきらめていた鼻奥の不快感がいくらかでも減ったと思います。
朝に鼻うがいしておくことで、朝の時点ではさほど気にならなかったものの、日中になって鼻から出すことも、のどから落とすこともできない不快感に化けていく、ということを予防出来ているのでしょう(そういう日には職場で鼻をかんだり、人前を避けて痰を吐き出そうとして苦戦しますが、人目を気にしていてはなおさら上手く取り除くことは出来ません)。
鼻うがいにおける注意
1.鼻うがいは2~3回/日までにとどめること
やりすぎは良くないようです。
やりすぎると鼻の粘膜の保湿を損なってしまい傷つけてしまう恐れがあるそうです。
別に使う商品による話ではありませんが、水量を増やしてしっかり洗おうという以上は少し気に留めておいた方が良いかもしれません。
2.鼻うがい後しばらくは下を向いた時に鼻から鼻うがい液が唐突にこぼれ落ちることがある
これは人によるかもしれませんが、水量増やしてから顕著になりました。
床にかがむなどした拍子に鼻からタタタッと垂れ落ちます(粘性がないので唐突に)。
おそらく副鼻腔?に入りこんだ鼻うがい液が、頭の角度を変えたことで落ちてくるのでしょう。
鼻うがい後には意図的に頭を地面に向けたり傾けたりして、たまった液を積極的に出しておいた方が、外出先で人前で垂らすような面倒を避けられそうです。
3.鼻うがい後は鼻を弱くかむこと
これも使う商品によらない注意ですが、普段通り鼻をかむと鼓膜にきますので避けましょう。