グローブでブリッジの腕と脚を伸ばす
グローブのおかげで手がすべらなくなり、腕の踏ん張りがきくようになりました。
目次
マット上でのブリッジは手がすべり、腕や脚をあまり伸ばせませんでした
使うマットの種類によると思いますが、わたしが使うマットでは手がすべってしまうので、ある程度以上は踏ん張りをきかせられずにおりました。
足の側は体重がかかっていることもあってすべらないのですが、脚の踏ん張りをきかせて上体を持ち上げようとすると、これも頭方向に手がすべってしまいます。
結果、腕と脚を伸ばしきれず、上体に充分なストレッチをかけることができませんでした。
「完璧なブリッジーその4つの特徴」
コンビクトコンディショニングについての日本語書籍「プリズナートレーニング」(ポールウェイド著 山田雅久訳 CCCメディアハウス)のブリッジの項では、目指すべき「完璧なブリッジ」として次の4つの特徴を挙げております。
- 脊柱がアーチ状であること。
- 股関節が床面から高く持ち上がっていること。
- 腕と脚がまっすぐになっていること。
- スムーズで深い呼吸をしていること。
前述の具合では、1~3を達成することができません(元々身体がやわらかい人は手足がすべる環境でもすべて達成できるのかもしれませんが)。
このままではブリッジが上達しないばかりか、ブリッジをしていても肝である脊椎周りの強さと柔軟性が手に入りません。
手がすべることについて道具を使わない対策もありましたが・・・
マットを使わずに床(クッションフロアです)に手をつけば比較的滑らないのですが、それでも私の硬い上体にストレッチをかけるには不十分ですし、スタンド・トゥ・スタンド・ブリッジのステップにつなげることを考えると、マットなしでは着地の衝撃が階下に響いてしまいます(着地に失敗して床に頭をぶつけたりしたら目も当てられません)。
スタンド・トゥ・スタンド・ブリッジ その2 - sozoro-life
スタンド・トゥ・スタンド・ブリッジ - sozoro-life
ブリッジの際に頭を壁際にもってきて、手首を壁に当てる方法もあるのですが、これもスタンド・トゥ・スタンド・ブリッジを想定すると、危ない事態が想像されます(手首を壁にこすりつけてしまって擦り傷ができる、程度で済めばよいのですが)。
グローブをつけてブリッジの手の滑りを抑える
某インフルエンサー様が日常ルーティーンの有酸素運動をする際にサイクルグローブをつけているとの旨をとある動画で観ました。
サイクルグローブはサイクリング(自転車)で使うグローブで、ハンドルからの衝撃を吸収しつつ、手が滑らないように効果があるのだとか。
しかも通気性を保つようにつくられていて、汗で蒸れにくくできているのだとか。
指が出ているのでスマホも操作できます。
これはよい。と思い、その動画で紹介されていた商品を早速購入して試しました。
残念ながらその商品はすべり止めとしては不十分でした(そのインフルエンサー様の用途や、あるいは本来のサイクルグローブとしては十分だろうと思わせる作りでしたが)。
ですが方向性はまちがっていないと考え、近所の「ワークマン」(作業服や関連用具を主体にほぼ全国展開して販売しているお店です)に行って、実物を手に取りながら多数の手袋を物色しました。
購入したすべらないグローブ
たまたま安売りしておりました。
用途は書かれておりませんでしたが、前述のサイクルグローブ同様の使い方を意図した商品なのでしょう(似ております)。
すべり止めとして具合がよく、実際ブリッジで手の踏ん張りをきかせることができるようになりました。
同様のお悩みがある方は同じ商品(Find-Out「FOG01」はワークマン公式ページから通販でも買えるようです。なお、Amazon等ではみつかりませんでした))ではないにせよ、ワークマンや、そのほかホームセンタ―、あるいはスポーツ用品店(これが一番かもしれません)で手袋を探してみてはいかがでしょうか。
商品選びは実物を手に取って、できれば片手でも手にはめて確認することをおすすめします。なにしろ通販サイトで高評価な商品でも、”ブリッジするのに良い”かどうかの視点で評価されていることはまれでしょうから。