花粉症でも対策重ねてゴルフ場でラウンドを楽しめました
晴天の下、ピークを迎えたスギ花粉が飛ぶ中で18ホール周りました。対策の甲斐あってその日(帰宅後、就寝後を含む)の症状は普段程度で済ませられました。
目次
ゴルフに挑んだ花粉対策
◎病院の処方薬
対策には薬の使用が大前提です。
・内服薬 アレロック 朝一錠
・内服薬 セレスタミン 就寝前一錠
・目薬 レボカバスチン点眼液0.025% 一日数回
(上記に加えて舌下免疫療法 開始後5か月)
◎鼻うがい、洗眼液
これらは帰宅後の処置です。早々に身体を洗って(ゴルフ場でも入浴しますが)さらに目と鼻の中を洗って花粉を残らず洗い流します。
〇マスク
マスクをつけても息の大部分が顔との隙間から入り、花粉もその息に乗って吸い込まれるので花粉症対策には意味がないという意見もありますが、屋内はともかく屋外はつけていた方が良いのではないかと考えます(私は花粉を砂ぼこりのようなものとイメージしております)。なるべく顔にフィットするものを選びましょう。その意味ではプリーツ式(ジャバラ状のマスク)のものは避けた方が良いかと思いますが、相性は人によります。
ただし当然かもしれませんがゴルフ場でマスクをつけてプレーしている人は少数派です。花粉症がひどいならそもそも春先にゴルフ場には来ないのが一番と言ってしまえば身も蓋もありませんが。
〇花粉メガネ
普段メガネを使う私は近所の眼鏡屋で購入した度が入ったものを使っております。
はっきり言って使い勝手はあまり良くありません。
メガネのふちに覆いがある分重くなるので、ずり下がりやすくてわずらわしいです。さらにマスクと併用すると、マスクの隙間から吹き上げられた息がメガネの内側に入ってメガネがすぐにくもってしまいます。くもり止めを毎日塗っていますが、それでも完全ではありませんし、くもらないまでも濡れたメガネは視界が悪くなりがちです。
それでいて顔との隙間はかなり空いており、私の周りでも評判は全般的に悪いです。
それでも屋外で、しかも向かい風の中に立つのであればあるのとないのでは大きな違いです。目の中に花粉が入ることを防ぐ唯一の手段(花粉よけスプレーを除けば)ですので我慢して使います。
△花粉よけスプレー
私自身は効果を実感したことはありません。ですが効果があるという人も少なくないので、お守り程度のつもりで使っております。
ラウンドしたゴルフ場のスギ花粉
どこのゴルフ場もだいたい山の中にあるのが常ですが、フェアウェイ隣のラフにスギがそびえ立っているようなゴルフ場でした。周囲も黄色っぽく色づいたスギだらけです。
しかも良く晴れた空の下、さぞたくさんの花粉を浴びたことでしょう。
花粉症の人がゴルフを趣味とするにあたって、花粉対策は重要です。花粉を避ける、などと言っていては一年の内のかなりの期間をオフシーズンにしなくてはなりません。 上達する上でこれは大きなハンデになってしまいます。
花粉症対策が功を奏しました
対策なしで症状がひどい時、運動後に体温が下がる頃には鼻呼吸できなくなります。
就寝時には膨れた鼻の粘膜同士がみっちり押しあって空気の通りをふさぐので、息の圧をかけても鼻をかめません。完全に鼻呼吸ができない状態では閉塞感がつらく、多少の疲れでは眠れなくなってしまいます(そんな時には寝るのをあきらめて腕立て伏せや腹筋運動して鼻を通しつつ疲労度を上げると良いです)。
ところが今年は一日中花粉にさらされても前述の対策で苦もなく眠れます。
鼻水は出ますし鼻の通りも悪くなってはいるのでしょうが、ゴルフの疲労で眠れる程度です。まぶたの裏の異物感は強いですが、眠るのに支障はありませんし、口、耳の中や皮膚のかゆみは特にありません。
繰り返しになりますが、大前提の対策は病院の処方薬(と、半年足らずの舌下免疫療法)です。実際、処方薬以外ではカバーできていない耳の中や皮膚にかゆみの症状が起きませんでした。
「病院に行くと、花粉症になったことを認めてしまうから行かない」と言う知人がいますが、花粉症による不快感は程度に差こそあれ、趣味でも仕事でも自分のスペックを下げてしまうので速やかに(できれば花粉が飛び始めの症状で始めに)病院に行くべきです。