sozoro-Lifehack

生活改善の知恵を集めて試して発信します

備蓄のススメ

消えていたトイレットペーパーやちり紙が店頭に戻ってきました。

教訓として「デマに踊らされない」は良く言われますが、私は「普段から備蓄しましょう」をこころがけます。

 

目次

 

 

新型コロナウイルスとトイレットペーパーの品薄

トイレットペーパーやちり紙などの紙製品が品薄となりました。

新型コロナウイルスCOVID-19の感染拡大する中で「紙不足になる」というデマによって買いだめに走った人たちが出たことによるものです。スーパー、ドラッグストア、コンビニエンスストア、百円ショップなど、その手の商品は陳列していた棚から消えておりました。

実際はここ数日のスーパーやドラッグストアの店頭を見ればわかる通り供給は続いております(私の近所ではまだ空いた陳列棚が目立ち、「ご家庭につき1個まで」などの表記が残りますが)。

 

 

 

 

歴史は繰り返す。あまり学ばないので

トイレットペーパーの買いだめといえば、1973年の日本でオイルショックの時にも同様にデマによる買いだめでトイレットペーパーが品薄になって手に入らなくなりました。「歴史は繰り返す」とも言えますが、この有名な騒動を知っている人は多いだろうにも関わらず、結局のところ同じような状況に遭遇すれば同じように行動をせざるを得ないのが人間なのでしょう。

ちなみに米国やオーストラリアでもCOVID-19の影響でトイレットペーパーなど日用品の買いだめ騒ぎが起きているらしいので特有の国民性、というわけでもありません。

 

人は歴史からあまり学ばないので、きっとまた同じようにデマに踊らされて日用品が品薄になる日が来ます(遠い未来の話ではなく、ここ数日は納豆が品薄気味だとか。近所で普通に買えたのでローカルなニュースだったのかもしれませんが)。

 

 

備蓄のスタンス

一連の品薄について一般的に言われることは「デマに踊らされない」ということなのですが、デマだろうが何だろうが、こうした品薄状態に遭遇してしまえば困るのは自分なのですから、手持ちがなくなって困るものは「普段から備蓄しておく」ことを心がけておきす。

「備蓄」と言っても不必要な在庫を抱えて家の中が窮屈になってしまったり、乾パンのような普段食べないもの(普段から食べたい人なら問題ないでしょうが)を消費期限ぎりぎりまで抱えるようなことは断捨離の精神的にもあまり良くありません。

 

そこで、予備を1セット置いておく、というスタンスをとるようにします。例えばトイレットペーパーなら手元の一袋(18ロール入り)開封したなら、予備を一袋買う。マスクなら一箱(150枚入り)開封したら予備を一箱買うといった具合です(手元には常に未開封のものが一袋・一箱はある状態になります)。食料品は消費期限の問題で品目は限られますが、普段から食べている缶詰や乾物を同様に予備を持っておきます。

店頭で安売りしているところを見かけたら、予備を買っておく。という程度のこころがけで良いわけです。予備の数量は貯蔵スペースと日々の消費量と(食料は消費期限も)との相談です。

 

これであらゆる事態に対応できる。というわけではありませんが、自宅が安全であればしばらくこもっても生活できる備えになります。

新型コロナウイルスは珍しいタイプですが、国内に限定しても毎年災害には事欠きませんので負担ない範囲で備えておくことにします。

 

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