短眠を諦めて睡眠時間を確保する
アプリで毎日の睡眠を記録しております。
目次
睡眠アプリ
「Sleep Cycle」なるスマホの睡眠アプリを使用しております。
就寝時にこのアプリで起床時刻をアラームセットしたスマホを枕元に置くことで、睡眠状態をスマホのマイクもしくは加速度センサでトラッキングして時間軸のグラフで記録してくれます。他にも設定時刻付近で眠りが浅くなったタイミングでアラームを鳴らす機能などもありますが、そんな機能を無料の範囲内で使用できます。
また、有料オプションではいびきの分析(録音?)などもできるようですので興味ある方は導入してみてはいかがでしょう。
睡眠アプリを使用してわかったこと
寝床にいる時間と、睡眠時間との間におよそ50分間の差があります。もちろん眠っている時間の方が50分間少ないわけですが、少ない日で30分間、多い日は一時間以上もの時間差がありました。
実際、一晩に数回は目を覚ましてトイレに行くわけですのでそれなりに時間差があることは自覚していたのですが、それが50分間もの差を生んでいるとなると、なかなかに馬鹿にできません。以前に挑戦していた短眠を諦めてからは、毎日6~7時間睡眠を目標に就寝しておりましたが、5~6時間睡眠にしかなっていなかったわけです。
改善方法
一般的に言われることとして、睡眠は8時間、少なくとも7時間とることが推奨されております。「6時間睡眠を2週間続けると、2日連続で徹夜をした時のパフォーマンスと同じ状態になる」などとも言われております(この言葉通りだとすると私は会社員になってから徹夜しかしていないことになるですが)。
これについては科学的根拠に賛否はあり、その真偽は判断つきかねますが、少なくとも私が短眠に向いている体質でないことは実証済みです。
※これもまた一般論ですが、8時間を超える睡眠は死亡リスクを高めるそうですし、加齢で適切な睡眠時間は変化(減少傾向)したり、季節によっても適切な睡眠時間は変わるそうです。最適な睡眠時間は一概に"~時間"とは言えないようですので、自分で実際に試すことで判断します。
ただでさえ少ない一日の活動時間を減らしてしまいそうで不本意ではありますが、7時間睡眠を目指して改善してみることにします。
やり方は単純です。50分間足りないなら50分間(少し余裕持たせて1時間)多く寝るようにすれば良いのです。単純ですが大変です。平日AM6時に起床するためには、前日22時過ぎには寝床で目を閉じなくてはなりません。職場から自宅まで片道1時間かかりますので、帰宅後に身体を洗ったり着替えたり食事などで1時間半かかるとして、19時半には職場を離脱しなくてはなりません!
【平日のスケジュール】
06:00 起床
07:45 自宅出発
08:45 職場到着&始業
19:30 退勤!?
20:30 帰宅
22:00 就寝
06:00 起床
毎日こんな早くに退勤できるのでしょうか。。。ついでに言えばこのスケジュールの場合、夕食後約1時間以内に就寝するという、消化に悪そうなことになりますし、自由に活動できる時間が大分厳しいように思えます。こうなると世間で8時間睡眠を実現している人が普段どのようなスケジュールで生活しているのか気になります。私は寝つきが人並外れて悪いのか、行動が鈍いのでしょうか。そして、通勤時間の片道1時間は長すぎるのかもしれません。
何はともあれ観念して試すことにします。
改善結果
何十年間も睡眠時間(実は)6時間を切って生きてきた私が、7時間睡眠をはじめました。これについて、一般的に寝不足の改善で期待される効果に実感でチェックしてみました。
【効果あり】職場でのうたたねが少なくなりました
毎日服用している花粉症対症薬の副作用があり、この時期は事務所席で座り仕事をすると断続的に意識を失いがちな時間帯があるのですが、カフェインに頼ることもなく意識を保つことができました。会議中でも同様です。
これだけでも日頃の睡眠時間が不足していることがわかりますし、職場でうたたねするのを放置するのはさすがに不味いのでこの睡眠改善は継続します。
【不明確】考えを巡らせながら行動できるようになりました(そんな気がします)
これは定量的に測りようもありませんので、プラシーボ効果(偽薬効果)かもしれませんが、だとしても一時でも自信がつくなら悪くないかもしれません。
【不明確】免疫力が向上するはず
新型コロナウイルスCOVID-19を含め、病気への感染を防ぐ免疫力が向上するはずです。インフルエンザにかかればかなり苦しいですし、新型コロナウイルス対策になる可能性もあるなら採用しない手はありません。
今のところ新しい病気にはかかっておりませんし、かかったとしても免疫力を実感では測りようがなさそうです。なお、元々患っている花粉症には変化を感じませんし、腰痛やひざの痛みにも改善はありません。
【不明確】イライラすることが減るはず
寝不足であると、過剰にイライラしてしまうようです。対人的にイライラはかなり悪影響ありますし、抑える効果あるなら手は打っておきたいのですが、自覚症状の範囲では変化ありません。
結論
結論を導き出すに足るほどの検証は出来ておりませんが、これも短眠同様にしばらく続けてみることにします。短眠の時は、日中の眠気があまりにも強くなったことから継続不可と判断しましたが、今回の7時間睡眠はこんな早い時間に退勤するという困難と、活動時間の圧迫とがネックになりそうです。
進展あればいずれ記事とさせて頂きます。