sozoro-Lifehack

生活改善の知恵を集めて試して発信します

花粉症対策~花粉を洗い落とす~

ニュースは新型コロナウイルスCOVID-19の話題で持ち切りですが、スギ花粉も絶好調です。

 

目次

 

花粉を洗い落とすこと

まずは病院で処方された薬を服用して症状を抑えたり、外出を避けられるなら避け、マスクを着用することで花粉をなるべく身体に取り込まないようにすることが挙げられます。これらは広く実行されている対策なのですが、それでも薬で抑えきれる効果には限りがありますし、外出もせざるを得ません。マスクを着用することで程度がましになっていても花粉は取り込んでしまいますので、プラスアルファの対策として身体に付着した花粉をすみやかに洗い落とす方法があります。よく言われている話ではありますが、割となおざりになってしまっている(数年前までの私がそうでした)印象がありますので、ここでそれらを挙げておきます。

 

 

 

1.入浴・シャワー

玄関前で服を払って家に入った後は、すみやかに身体を洗って付着している花粉を落とします。

外を歩いている間は体温が高いため、鼻詰まりなどの症状はあまりでなくても、室内で座ったり寝たりしていれば体温が下がって鼻も詰まってきますし(極端な話、花粉だらけけの中でもジョギング中はわりと平気です。走り終えた後が大変なのです)、花粉まみれの身体で室内を動き回っていては室内にも花粉がまき散らされてしまいます。

 

 

2.鼻うがい

「鼻うがい」と言うと苦しい・難しいイメージがありますでしょうか。私はありました。昔、親に怒鳴られながら無理矢理させられた「鼻うがい」はコップに注いだ水に食卓塩を混ぜたものに鼻を突っ込んですする方法でした。もちろん苦しいですし、うまくできません(この方法でいきなりできるようになった人はすごいと思います)。

 

そんな嫌なイメージがあって「鼻うがい」を勧めているインフルエンサーの方も何人か見かけましたが、なかなか実行には至りませんでした。それが数年前になって、歌の先生から専用器具付きで薬局で販売されている商品があるとの紹介を受けてこれを使うことでようやく習慣づけることができるようになりました。

 

簡単な方法としては、片方の鼻の穴から注入して、もう片方の鼻の穴から出します。

慣れてきたら片方の鼻の穴から注入して口から出すようにすれば良いでしょう。そうした方が、より鼻の奥まで洗い流すことが出来ます。

※鼻うがい後に鼻をかむ際には、とてもやさしくかむようにしてください。でないと耳の方に水が入ってしまいます。

 

ただし痛くなくて簡単とはいえ、慣れるまでにそれなりの試行錯誤をすることにはなるかと思います。私も口から出そうとして吐きそうになったり、洗面台周りを水だらけにしたりしました。

ですがそれでも花粉症の人にとって「鼻うがい」は習得しておくに越したことのない技能だと思います。家の外で吸い込んだたくさんの花粉をそのまま鼻の中・奥に残していては家の中でも鼻水は出続け、鼻も詰まりやすいのは当然ですし、就寝後も息苦しさが続いてしまいます。帰宅後、体温が下がって鼻が詰まる前に花粉を洗い流してしまうと良いでしょう。

 

 

3.洗眼

眼がかゆい時によく言われる 「目玉を外して洗ってしまいたい」とまではいきませんが、表面的ながら洗うことはできます。

 

色々な商品がありますが、下を向いたまま洗眼できるのでこちらが便利です。

下を向いて、液を注いだ容器を目に押し当てて容器を指でつまんでフィットさせます。液の中でまばたきをくり返すだけ。「鼻うがい」ほどの慣れは必要ありません。

 

 

 

せっかく花粉の少ない室内に戻ってきてからも、花粉を身体に付着したままでは本来快適に過ごせるはずの時間までもが不快なものになってしまいますので、外出後には身体、鼻、眼と、花粉を洗い落とすことをおすすめします。

 

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