クリスマス時期に「上馬キリスト教会の世界一ゆるい聖書入門」を読みました
今週のお題「クリスマス」
関連図書(?)を読むことで一枚噛むことを試みました。
目次
「上馬キリスト教会の世界一ゆるい 聖書入門」(上馬(かみうま)キリスト協会著 講談社出版)
2018年11月に発売された本です。
電子書籍の表紙画像には
「Twitterフォロワー7万人超の大人気ゆるアカウント@kamiumach」、
「おもしろキャラ、とほほエピソード満載!聖書をほんとうにざっくり紹介します」
の文句が掲げられております。
クリスマスなるもの
クリスマスという行事には縁がありません。
本来のキリスト教の祝日としてにせよ、商業的行事としてのイベントにせよ。
かといって無縁と言って切り捨ててしまっていては世の大抵の記念日や行事に無縁な私です。1年365日をより楽しむため、どうにか接点を模索して一枚かむことが出来ないものかと考えました。
本について
するとトップに出てきたのがこの本でした。
なんでも「上馬キリスト教会」はTwitterで人気のアカウントだそうです。
実際検索して見てみると、ユーモラスで親しみやすくキリスト教関連の知識等をツイートされておられます(フォロワー10万人を超えておりました)。
紙の本で208ページの長さです。
電子書籍で3日ほどかけて読み終えました。
確かにゆるく、とっつきやすい内容です。
例えばタイトルにある「聖書」ですが、Wikipediaで「旧約聖書」、「新約聖書」の記事を読んでも、背景知識がなさすぎるせいか、なかなか理解できません。そんな私でもこの本は(内容として「ものすごくざっくり」との断りがあるにせよ)拒絶反応なしに読むことが出来ました。どんなに正しく詳細な記事であっても私にとっては私が理解出来なければ意味がありません。これ以上詳細を学ぼうという機会があればその時もっと理解を深めていけばよいと思います。
PART1「キリスト教Q&A」:「そもそも教会ってなに?」「クリスチャンじゃなくても礼拝に行っていいの?」などなど。これから教会に足を運ぼうというなら知りたいQ&Aです。
PART2「聖書名シーン」:キリスト教由来の絵画は目に触れることがあっても、知識ないままではピンとこないものでしたがそれをここでは紹介してくれております。
「ダビデとゴリアテ」「大魚に飲まれるヨナ」「キリストの変容」などなど。
PART3「教会用語辞典」:「アーメン」「ハレルヤ」など、クリスチャンでなくとも知っているフレーズやその他について説明してくれております。
PART4「使徒列伝」:これも名前だけは聞いたことのある「ペテロ」「ヨハネ」などから、知られていない使徒(イエス様の直弟子)をざっくり紹介してくれております。
PART5「聖書のよくある誤解、カン違い」、PART6「聖人たちの意外な一面」、PART7「日本の日常に潜む聖書」:題目通りですが、実際にわたしもカン違いしていた認識であったり、知らずに触れていた知識が紹介されております。
毎年クリスマス時期をまったく関係なく労働・残業で過ごしておりますが、無関係であるといってスルーするのとは逆に、こうして学ぶのも有意義かもしれません。
クリスマスに限らずキリスト教由来の文化は周りにそれと知らずにあふれていたりしますので、知らずに触れるよりは知っていて触れた方が味わいも深くなるかもしれません。