ビリーズブートキャンプの思い出
自宅でできるワークアウトとしてコンビクトコンディショニング(邦題書名「プリズナートレーニング」)に取り組んでいる現在ですが、それ以前に取り組んでいた「ビリーズブートキャンプ」のお話です。
目次
「ビリーズブートキャンプ」
「ビリーズブートキャンプ」は、日本では2007年くらいに流行りのピークを迎えたエクササイズプログラムです。
流行がとうに過ぎ去った2015~2017年ごろになってから、私はDVDの映像越しにビリー隊長や隊員たちと一緒になって有酸素運動を主としたワークアウトにいそしんでおりました。
入隊のきっかけ
とある動画サイトで映像を見つけたのがきっかけでした。
当時はワークアウト(有酸素、無酸素運動ともに)を模索したり挫折したりを繰り返しており、ものは試しと動画を前に挑戦。その後、Amazonで中古品のDVD 4枚組(値段は覚えておりませんが、かなり安くなっていたと思います)をビリーバンドに類似したバンドと、ヨガマットと共に購入しました。
ビリーズブートキャンプのメリット
画面越しにビリー隊長が強めに、そして熱く励ましてくれます。
また、画面越しに隊員たちと一緒になってワークアウトに取り組めることも特徴的でした。
それまで一人で筋トレメニューなどしていると、だらけてペースがどんどん遅くなってしまい、さらには運動に飽きて体を追い込めなくなって負荷がどんどん弱くなってしまいがちでした。
ところがビリーズブートキャンプはビリー隊長や隊員たちと一緒になって一緒のペースで運動に取り組んでいるので、自身のペースが遅くなることや動きがおろそかになることを防ぐことが出来ました。
ビリーズブートキャンプの効果
運動内容はかなりハードでしたので恐らくそれなりに効果はあったはずです。
ですが私にとっては何よりも、エクササイズを初めて楽しく継続できたということが最大の効果だったと思います。
今でも一人で面白味のない動きを延々と繰り返す種類のワークアウトは長続きしません。
ビリーズブートキャンプの難点
時間がかかります。
以下は取り組んでいたプログラムごとの所要時間です。
基本プログラム 55分
応用プログラム 55分
腹筋プログラム 36分
最終プログラム 30分
各プログラムを順繰りに毎日実行しておりましたが、長いもので1時間近くを使います。
1日の可処分時間を意識するようになった今にして思えば手軽とは言い難い所要時間です。
ビリーズブートキャンプの注意点
まずは階下への騒音です。
ジャンプ系の運動は控えめにしておりましたが、それでも集合住宅ではヨガマットくらいは使った方が良いです(幸い苦情はありませんでしたが)。
そして腹筋プログラムで上体を捻る運動。
これがビリーズブートキャンプをやめた原因なのですが、腰を痛めました。
継続していくと運動に慣れたり身体が鍛えられたりで、負荷が物足りなくなってしまいがちです。そのため、なるべく腰にも負荷ががつんと来るよう脱力して、なおかつ肩に六尺棒をのせて水平に勢いつけて旋回しておりました(ビリー隊長もその運動について映像の中で、"ほうきなど"を肩にのせるといい、と仰っておりましたので)。
ぐきっと一気に来たわけではありませんが、運動でがつんと来た疲労・痛みが回復せずにそのまま積み重ね、気付いた時には運動をやめても鈍痛が残り続けるようになってしまいました。
後でネットで調べてみたところ、流行していた当時はビリーズブートキャンプで腰を痛めた人が結構多かった様子です(上記の運動で、なのかは不明ですが)。
せっかく流行を外して取り組んだのですからその辺り情報を先に調べて用心するべきでした。
もしこれから始める方や、続けている方は負荷を高める方法にはご注意ください。
今年久しぶりにビリー隊長ことビリー・ブランクス氏のネット記事を目にしました。
60歳半ばとなった今も変わらずインストラクターとしてご活躍されている様子です。