カラオケ好きな人々とカラオケに行く危険性
自信を失います。心が折れます。
目次
カラオケ好きな人々の歌唱力の高さ
一応ながら歌を志している者としてカラオケをたしなんでおります。
そのように自称していると、まれにカラオケ好きな人からお誘いを受けることがあります。ありがたいことです。
ところが困ったことに"カラオケ好き"を自称する人はとてもとても歌唱力の高い人がほとんどです(注:私の周囲調べです)。
"好きこそものの上手なれ"と言うだけあって上手いのは自然なことなのですが、上手さの程度が解せません。
いったい何をどう練習して生きてきたらこれほどの力量が身についたのでしょうか。
中にはバンドでボーカルをしていた、ボーカルレッスンを受けている、という人もいますが、それはあくまでも極々少数です。
大抵は学生時代に音大に行ったわけではなく、声楽やコーラスなどのサークルや部活動をしていたわけでもなく、全く関係ない運動部に所属しつつ、理系の学業に打ち込んでいた人々です。
学生の頃からカラオケには通っていたのでしょうが、学生にお金や時間がそれほどあるわけでもないでしょうし、余力があれば部活動や学業にこそ打ち込んでいたでしょう。多分。
私の歌唱力の低さ
私はといえば学生時代に歌を聴いたり歌ったりすることはありませんでしたが、数年前からボーカルレッスンを受けております。
が、レッスンを受けている、と言うことが恥ずかしくなるほど下手です。
カラオケで私より下手な人と一緒になったことがほとんどありません。
力量の差の原因は把握しきれませんが、とにかく彼らと一緒にカラオケに行くととても自信が損なわれます。
身の程を正しく知れた、という解釈もできなくもありませんが、あまりにも自信を損なってしまうと将来への希望も損なわれてしまいます(平たく言うと、私はいつまでも上手くなれないだろう、という諦めに至ってしまいます)。
カラオケ好きな人々とはカラオケに行けません
一朝一夕に彼らの力量に追いつく目途は立ちませんし、前に進む力を失ってしまっては元も子もないので、情けない話ではありますが"カラオケ好き"を自称する方々とのカラオケはなるべく控えざるをえません。
悪気はないのですが、このような小者も世の中にはいるのです。
"カラオケ好き"の方は、せっかくカラオケに誘った相手の反応が悪かったとしても気分を害することなくそのように察していただけると幸いです(もちろん全然違う理由で反応が悪いこともあるのかもしれませんが)。