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断捨離 失敗した買い物(マウンテンバイク)

目次

 

断捨離について

10年以上使わずに部屋の壁に立てかけていた自転車(マウンテンバイク)をようやく廃棄しました。

 

断捨離の概念はしばらく前から承知していたのですが、前の住居、そのまた前の住居でも置物のまま部屋のスペースを占拠させ続けてしまっておりました。

私としては大失敗であった買い物の反省を、どなたかの参考に挙げておきます。

 

 

反省:高価なマウンテンバイクは盗難が怖くてママチャリの上位互換にはなりません。

購入価格は備品込みで約10万円でした。

さらにマウンテンバイクは分解がとても簡単なのです。

工具なしでタイヤ前後輪を外せてしまいますし、LEDライトや速度計などの備品も簡単に素手で外せます。

そもそも、マウンテンバイク自体が肩に担いで運べるように作られているので、部品単位でも本体丸ごとでも盗みやすいのです。

 

 

問題1.普段の足として使おうにも、盗難が怖くて駐輪できません。

自転車を普段の足として使うためには駐輪がほぼほぼ必須になります。

「大地ロック」と呼ばれるように地面に固定されている工作物に括り付ける形でワイヤーでカギをかけるようにしてましたが、手間がかかる上、スーパーにせよ、ドラッグストアにせよ、どこにでも固定しやすい場所があるとは限りませんし、盗もうと思えばそのロックも絶対ではありません。

有料の駐輪場なら固定もできますし盗難のリスクはかなり下がりますが、そんな駐輪場がどこかしこにあるわけでもないので、移動先がかなり狭まってしまいます(そもそもママチャリなら無料の駐輪場を気にせず使えます)。

 

 

問題2.遠出しても、マウンテンバイクは盗難のリスクが大きいです。

近所ならばタイヤを盗まれても歩いて帰れますが、それが遠出した先でとなれば面倒なことになってしまいます(試したことはありませんが、残った本体をタクシーに積み込んで帰宅することになるのでしょうか)。

そう考えると、せっかく観光地でも店に入るのはためらわれますし、初めて行く場所では固定して駐輪できる場所があるかどうかわかりません。

 

 

問題3.住居の中に持ち込まなくてはならないです。

例えば私が今までいくつかの住居でママチャリをそうしていたように、アパートの階段の下に置いておくことはできません。

それはそうです。盗む側からしてみれば、毎日特定のアパートの階段下に高級車が置いてあるとわかれば、ゆっくりワイヤーカッターを用意して落ち着いて丸ごと盗めてしまいます。

 

結果、毎度使うたびに住居からかついで出して、帰ってきてからは土ほこりを払ったうえで担いで戻す(住居がエレベータなしで2階以上であれば階段を上り下りしなくてはなりません)。

住居内でも場所をとりますし、とても不便です。

 

 

問題4.なまじお金をかけてしまったので、手放しにくい。

ママチャリなら近所の資源ごみ収集に持ち込むのですが、高価だったので心理的にその選択肢をとりにくいのです。

 

知識と経験あるひとならメルカリやヤフオクで売るのでしょうが、手放すこと自体にハードルが高い上に、使ったことのないシステムを使うとなるとさらにハードルが上がってしまいます。

アプリをインストールして、使い方を一通り理解して、ほこりにまみれた車体を掃除してきれいにして、写真を撮って写真をアップロードして、紹介文を書いて、反応を待って、反応着たらあらかじめ使い方で覚えた手順で対応して、発送(自転車の発送料はかなり高額です)の手続きして、梱包・発送の作業して、・・・。

こんなにも面倒なら放置しておけばいいや、と。近所には廃品回収業者しかありませんし、これはこれで買い取りとうたっていながらお金をとられるケースが多いらしいので利用は避けたいです。

 

 

廃棄:市の資源リサイクルセンターに持ち込みました。

前後輪外して車に積み込んで運び込みました。

無料で済みましたが買取ではないので、かなりの損となりました、が、ここまで気力が落ちてしまっていては四の五の言っていられません。

断捨離成功、と考えることにします。

 

 

教訓:はじめての品物の買い物には、ネットを活用すること。

高い授業料になりましたので、せめて教訓でも得られたと考えなければやってられません。

 

もともとは坂が多い地方でママチャリに移動を頼った生活をしておりました。

そのためもう少し移動手段を快適にするべく投資しようと考えての買い物だったのです(駐車場が近くにないので自動車は選択できません)。

 

クロスバイクでも買おうと、ネットで自転車専門店を探し当てて買いに行って勧められるがままにマウンテンバイクを購入してしまいましたが、例えば当時マウンテンバイクの欠点を知っていれば(クロスバイクを買いに行ったのでそれは難しいですが)、あるいは折り畳み自転車の存在を知っていれば(当時は出回ってませんでしたのでこれも難しいです)、はたまたAmazonなどの通販でクロスバイクを探していれば価格帯も手ごろなものをいくらでも選べた(これが一番現実的です)でしょう。

 

当時Amazonを含め通販を活用できていなかった自分の無知がうらめしいです(当時Amazon楽天は今ほど広まってなかったので、やむを得ない気もしますが)。

田舎でネットで実店舗を探してもかなり限られますし、その店舗に行ったところで目当ての品があるとは限りません。

そこで意図しない品をおすすめされてしまった場合、出直して調べなおして再度買いに行くというのは手間ですし、その場で即決購入しても今回のような結果になりかねません。

可能な限りネットで経験者の情報をもっと調べながら通販で多くの選択肢の中から選び、実物を確認したいような場合だけ実店舗に足を運ぶべきでしたし、今ならばそうします(当時のダイアルアップ環境の私には厳しかったでしょうが)。